ヒーター・照明・底砂の選び方
・ヒーターの選び方
ヒーターとだけ書いてありますが、サーモスタット・ヒーター・クーラー・ファンについてです。
熱帯魚は、大体26度ぐらいの水の中で生きています。
日本は四季があるので、夏は暑く、冬は寒いですよね?でもその時に水温を一定に保つのがサーモスタット・ヒーター・クーラー・ファンなのです。一般的な熱帯魚を飼うのであれば、ヒーターとサーモスタットだけでイイです。夏でも水温が30度を越えることはなかなかありません。
しかし、エビなどは高温が苦手なので、クーラーやファン・逆サーモなどが必要になります。
ヒーターはワットで選びます。水槽の大きさ・水の容量でワット数が違ってきます。
これは目安です。
水槽の大きさ 水容量 ワット
30cm水槽 12リットル 20〜40ワット
45cm水槽 27〜42リットル 60〜100ワット
60cm水槽 56〜68リットル 100〜200ワット
75cm水槽 85〜126リットル 200〜300ワット
夏場は、気温が高いのでヒーターは必要ありません。水槽から出してしまいましょう。ヒーターの寿命は1年〜2年です。ヒーターを水槽の上のほうに付けると、水換えの時など水から出て空焚きになってしまう恐れがあるので、ヒーターは水槽の下のほうに付けましょう。
ヒーターでけでは、水温が上がり続けます。そこでサーモスタットです。これは、水温が上がり過ぎるとヒーターの電源をoff、下がるとonにするものです。ヒーターと一体になっているもの・別々になっているものがありますが、ヒーターの寿命を考えると別々のものの方がいいです。一体型はサーモ部分が壊れてなくてもヒーターが壊れると全部ダメになりますが、別々の場合ヒーターだけを交換すればOKですから。一体型は150Wだと温度調整ができて3000円・26度固定で2000円です。別々に買った場合、サーモスタットが2000円〜3000円・ヒーターが1000円ぐらいです。とゆうことは、長く熱帯魚を飼う場合別々に買ったほうがイイとゆうことですね。ちなみに10年前に使っていたサーモスタット(実際に使っていたのは4年ぐらいその後保管)は、いまでも使えます。
↑一体型温度固定タイプ ↑一体型温度可変タイプ ↑別々タイプ
ちなみに最高の温度管理は、部屋ごとエアコンで温度調整です。水槽がたくさんある場合、一つ一つにヒーターをつけるより電気代が安つきます。
・照明の選び方
照明は、メタルハライド・蛍光灯とありますが、メタルハライドはとても高価です。なかなか手が出ませんし、水草水槽にこだわっている人以外には必要ないと思います。2灯式蛍光灯で十分だと思います。蛍光管もアクアメーカーから高価なものが出ていますが、ホームセンターや家電量販店で売っている安売りの3波長蛍光灯で十分です。個人的にはホタ●ックがオススメです。A●AのNAランプに一番近いと思います。
照明は8時間から10時間ぐらいが熱帯魚にも苔対策にもいいと思います。
↑メタルハライド ↑インバータ蛍光灯
・底砂の選び方
底砂の種類は、ソイル系・セラミック系・大磯砂系・川砂利系・溶岩砂系などがあります。それぞれ特徴があります。
・ソイルは天然の土を焼き固めたもので、水を弱酸性の軟水に保ちます。
ほとんどの方が魚と水草を両方育てられると思いますが、ほとんどの水草は弱酸性を好みますし、カラシン・シクリッド・ビーシュリンプなども弱酸性を好みます。
また、弱酸性だと苔対策にもなります。
注意は、ソイルはセット時に洗わなくていいですし、セット後も掃除をしてはいけません。
↑圧倒的なpH安定と水質浄化力 A&Fソイル
・セラミック系はホームセンターなどに売っている「ろかジャリ」や「濾過一番サンド」などのとこです。溶岩砂系もこちらに近いものになります。高温で焼き固めたものをセラミックと言います。溶岩砂は漢字の通り溶岩の細かいものです。多孔質な構造になっていてバクテリアの繁殖に適しています。セラミック系は水質を中性にする作用があるものが多いようです。溶岩砂系は水質を弱アルカリ性にするものがあります。
生態中心の水槽の場合オススメです。
↑濾過ジャリ
・大磯・川砂系はそこら辺で見かける小さい砂利みたいな感じです。市販されているものを使う分には特に気にすることはありません。水草中心の場合これらは、肥料分を含みませんので肥料を与える必要があります。
↑Spring Water(湧水の砂) スモール 9リットル(60cm水槽用)