ろ過フィルターの役割・必要性・などをちょっと詳しく説明したいと思います。

ろ過フィルターについてもう少し詳しく

・ろ過とは何か?初心者ガイドですので初心者にわかりやすく説明できたらいいなと思います。
ろ過とは水をきれいにするとゆうことです。ですが、ろ過装置がついていればいいと言うのは間違いです。
今から熱帯魚飼育を始める人は、水槽をセットしてしばらくすればろ過が完成するとゆう知識があればいいかもしれませんが、それでは1・2ヵ月後苔に悩まされ飼育を断念するかもしれません。
そのためにも、ここを読んで一歩進んだ初心者になってください。

・生物ろ過と物理ろ過について
簡単に言いますと、物理ろ過は目に見えるゴミを取り、生物ろ過は目に見えないゴミを取る!
物理ろ過はモーターで吸い上げられた水の中にある目に見える(大きい)ゴミ、水草のかけら食べられずに吸いこまれた餌などを、濾しとるものです。ウールマット等がそれにあたります。
生物ろ過はウールマットで濾しとれないもの、生体の排泄物・腐った水草からでる有害なもの・生体の死骸から出る有害なもの・餌の残りカスから出る有害なものなどを、比較的無害に近いものに変える事を言います。

・ろ過装置は「大き過ぎ」はいいですが「小さい」のはかなり危険です。
スポンジフィルターや水中フィルターのようにろ過材の容量が少ないものだけで水槽を維持するのはかなり危険です。
例・・・17cmぐらいの水槽に水作エイト1個はいいですが45cm水槽に水作エイト1個はダメです
ですが17cmぐらいの水槽にエーハイム2213は全然OKです。
個人的にろ過のやり過ぎはないと思います。ろ過しすぎぐらいがちょうどいいと思います。

・活性炭について
本来生物ろ過にしてもらう目に見えない有害なものを吸着してくれるろ過材が活性炭です。ですが、活性炭は寿命がかなり短いのでこまめな交換が必要になります。交換しないで放置しておくと吸着どころか逆に有害な物質を出します。コスト面を考えますと一時的に使う程度にしておくことをオススメします。

・上部フィルタについて
上部フィルタは水槽の上に置いて使うタイプのろ過装置です。価格が安いですが生物ろ過はあまり期待できません。しかし、物理ろ過に関してはかなり高性能です。ウールマットで目に見えるゴミを濾しとって活性炭で目に見えないゴミを吸着するろ過装置です。排水時に空気を巻き込みますので水草水槽を目指す人には向いていません。9点セット等で購入した場合についてくるのは大体このタイプです。

・外部フィルタについて
外部フィルタは水槽の横や下に設置するタイプです。価格は高めですが、中に入れるろ過材を自分で選べるタイプです。入れるろ過材にもよりますが物理ろ過も生物ろ過もしっかりとできるろ過装置です。
エーハイム500の説明の通りにセットした場合を例に挙げると、エーハイムメックで濾過槽にまんべんなく水が行くようにし、粗めフィルターパッドで物理ろ過をし、エーハイムサブストラットプロレギュラーで生物ろ過をし、細めフィルターパッドで目詰まり防止、活性炭フィルターパッドが吸着ろ過をしています。また、気密性が高いため水草水槽に向いています。

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